国内の出来事 March 26, 2008
27年もかけた袴田巌死刑囚の再審請求が最高裁で棄却された。そもそも無罪とする事実や証拠の無い再審請求ならば、最高裁の決定も納得いくのかもしれない。
しかし、この裁判で1審の裁判官が「当初から無罪の心証であったこと」を告白しているにもかかわらず、最高裁は事実と向き合おうとしないのか。真実を追究するのが裁判である。
《約27年かけた争いの末、再審の門は閉ざされた。袴田巌死刑囚(72)の再審請求の特別抗告棄却が明らかになった25日、袴田死刑囚の弁護団らは会見し、「不当な決定」と最高裁を批判、第2次再審請求をする考えを明らかにした。事件の裁判では、1審の静岡地裁判決を担当した元裁判官が無罪の心証を持っていたことをマスコミに公表するなど社会的な関心を集めたが、棄却確定まで長期を要した審理のあり方に課題を残した。
袴田死刑囚が再審請求したのは昭和56年。静岡地裁の棄却決定が出たのは約13年後の平成6年で、東京高裁での即時抗告審はさらに約10年を費やした。
弁護団が新証拠を段階的に提出したことや、古い事件のためDNA鑑定などの新たな科学鑑定に時間がかかったことが一因とみられる。
弁護団は「これだけ時間がかかるのは異常」と、裁判所側の訴訟指揮を批判。弁護団が最終意見書を提出した今月4日から、20日後に最高裁が棄却を決定したことについては逆に「こんなに早いのはおかしい」と批判した。
長期にわたった再審請求審の間に、1審の審理を担当した3人の裁判官の1人だった元裁判官、熊本典道さん(70)が「公判の当初から無罪の心証を持っていた。合議で他の裁判官を説得できずに死刑判決を書かざるを得なかった」などと告白した。》
3月26日8時1分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080326-00000074-san-soci
しかし、この裁判で1審の裁判官が「当初から無罪の心証であったこと」を告白しているにもかかわらず、最高裁は事実と向き合おうとしないのか。真実を追究するのが裁判である。
《約27年かけた争いの末、再審の門は閉ざされた。袴田巌死刑囚(72)の再審請求の特別抗告棄却が明らかになった25日、袴田死刑囚の弁護団らは会見し、「不当な決定」と最高裁を批判、第2次再審請求をする考えを明らかにした。事件の裁判では、1審の静岡地裁判決を担当した元裁判官が無罪の心証を持っていたことをマスコミに公表するなど社会的な関心を集めたが、棄却確定まで長期を要した審理のあり方に課題を残した。
袴田死刑囚が再審請求したのは昭和56年。静岡地裁の棄却決定が出たのは約13年後の平成6年で、東京高裁での即時抗告審はさらに約10年を費やした。
弁護団が新証拠を段階的に提出したことや、古い事件のためDNA鑑定などの新たな科学鑑定に時間がかかったことが一因とみられる。
弁護団は「これだけ時間がかかるのは異常」と、裁判所側の訴訟指揮を批判。弁護団が最終意見書を提出した今月4日から、20日後に最高裁が棄却を決定したことについては逆に「こんなに早いのはおかしい」と批判した。
長期にわたった再審請求審の間に、1審の審理を担当した3人の裁判官の1人だった元裁判官、熊本典道さん(70)が「公判の当初から無罪の心証を持っていた。合議で他の裁判官を説得できずに死刑判決を書かざるを得なかった」などと告白した。》
3月26日8時1分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080326-00000074-san-soci
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